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照明を選ぶまでに考える事1

1.明るくしたい理由は?

家庭の中で、明かりについて考えるときの原因の1つは、「暗いから明るくしたい 」と考えている人が沢山いると思います。この場合、現状の器具よりW数の大きなものに変更することを皆さん考えますが、ここで少し考えてみて下さい。

部屋の中が何となく薄暗く感じる、ベッドルームの寝具を使ってゆっくりしたい、新聞の字が暗くてよく見えない。理由は他にもいろいろあると思います。

2.人は何を見て明るいと感じるのでしょう

明るいと感じるのは、光が当っている物を見て明るいと感じています。当たり前の事ですが、でもこれが大切な事で皆さん以外とよくご理解をしていない点なんです。お部屋の中を見て、その部屋の明るさを決めるポイントは、壁や天井の明るさとなっているのです

もちろん明るさ感は、壁の色や素材によって変わってしまいます。白やベージュのクロス等、一般的には明るい色の壁紙を使いますが、板張りの壁や床の場合は同じ光源でも部屋の見え方は、かなり暗くなってしまいます。

3.照明器具の光が強ければより明るく感じるのか?

数学的には、照明器具の光を強くすればその分必ず明るくはなります。
しかし、人間が明るいと感じるメカニズムだとそうでもない事が結構多くあります。

人間の目は優秀なレンズと絞りを持っていて、カメラのように明るいときは光を絞り、暗い時はたくさんの光が入るように絞りを開きます。このメカニズムが、明るさ感に多いに影響を与えます。家の電球を直接見て下さい。

「眩しい」と感じますよね。このとき目は、光の量が多いと判断して、絞りを絞って目に入る光を抑えるように働きます。これはお部屋が明るくても、眩しい光を見ると、私たちはその部屋を暗く感じてしまうものなのです。
この眩しさ(グレア)は、心地よさを感じる為にはあってはいけないものなのです。

4.部屋を明るくするには

まずは、明るく感じるような照明の光の当て方を考えていきます。光を当てたい場所や明るくしたい場所で、その器具の向きで眩しさはどうか等を調べて行きます。

お部屋を見回して、なんとなく薄暗いなあと思う白い壁や天井があったらスタンドやスポットライトで明るくしてみて下さい。お部屋の雰囲気は見違えるように明るくなるはずです。

このような壁や天井を明るく出来ると今までの照明器具は必要ないかも知れませんね。

新聞を読むあかりや、テーブルの上の明かりは、必要な場所に必要な光があたるスタンドやペンダントを選びます。高さによって、明かりの強さが変わってきますから、ベッドの種類にも気を配りましょう。

5.明るさはどのくらいが良いのか

明るさの基準は人により様々です。リビングやダイニングなどの参考にするために、レストランやバーなどで心地良いと思う空間を探してみて下さい。きっとその場所はあなたにとって心地よい光に包まれていると思います。光を重視して見ているうちにきっとあなたの明るさというものが見つかるようになります。

明るさを判断するのは、個人差もありとても難しい事なのですが、読書や細かい作業をする場所の明るさは、簡単に決める事ができます。

ですが、食事の時の明るさは、蛍光灯で煌々と照らさなくてもロウソクの光でもおいしく食事をする事が出来ますし、ビングの明るさも同じようにかなり明るさに幅があります。

部屋の真ん中に明るい器具を1台設置してしまうと、その部屋はその明るさに決まってしまいます。
ですから必要な最小限の光を複数設置する事が最大のポイントとなります。そうすれば、その時の最適な明かりに切り替えて明るさ感を調整する事ができます。

もちろん調光器を付ければもっと細かく調整する事も出来ます。一部屋に複数の光を必要な所に当てる事が大切になるのです。 照明やベッドのメリットを12分に活用しましょう。

 

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2019/4/26 更新